アメリカ免疫学会 Immunology2022にて研究発表
2022.05.18
㈱ヴェントゥーノ(福岡市中央区、代表取締役社長 中野勇人)が九州大学大学院農学研究院に設置している「食品免疫機能分析学寄附講座」の教員である宮﨑義之准教授が、硫酸化多糖類フコイダンの自然免疫細胞における抗炎症活性について5月8日、「アメリカ免疫学会 Immunology2022」にて研究発表されましたので、お知らせ致します。
同学会はアメリカを中心に世界各国で活躍する免疫学者が一同に集う世界最大規模の学術組織です。今回はコロナ禍現状により開催地のポートランド(オレゴン州)に赴くことができずポスター掲示での発表となりました。以下詳細です。
https://www.immunology2022.org/program/
【発表内容】
寄附講座ではこれまでに、高分子フコイダンがマクロファージや樹状細胞を活性化して免疫力を向上させることを明らかにしてきました。
本研究では、過剰な病原体刺激を加えた異常マクロファージにフコイダンを作用させると、マクロファージの暴走が鎮まり正常に機能するようになることを示しました。
【食品免疫機能分析学寄附講座について】
名称:食品免疫機能分析学寄附講座
設置部局名:国立大学法人 九州大学 大学院農学研究院
寄附者:㈱ヴェントゥーノ、特定非営利活動法人NPOフコイダン研究所
寄附講座設置期間:2021年4月1日~2026年3月31日
寄附講座教員:准教授 宮﨑義之、特任准教授 里山俊哉
弊社ヴェントゥーノは、お客様に安全・安心な商品を提供するとともに、今後も九州大学との密接な連携のもと、さらに強化した研究活動を展開してまいります。
HP:「食品免疫機能分析学寄附講座」