糸島ワカメ養殖場のドローンによる空撮・水中映像を公開します!
2024.05.02
2021年6月1日、株式会社ヴェントゥーノと糸島漁業協同組合は、「ブルーカーボン推進における地域貢献協定」を締結しました。本協定は、海藻養殖をきっかけとした磯焼け対策、さらにブルーカーボン創出に繋げるモデルケースの確立を目指しています。具体的には、当社が今まで廃棄されていたメカブ(ワカメの根にあたる部分)、アカモクを糸島漁港から継続的に購入することで、減少するワカメを養殖している漁師の方の収入安定やワカメの生産効率、生産量の向上に貢献し、結果、糸島で拡大する磯焼け対策や海藻養殖をきっかけにした海藻の自生を促すことでブルーカーボンの創出を目指した、複合的に海の生態系を守る取り組みです。そこで本協定の進捗として、ワカメ養殖場の視察し、空中ドローンと水中ドローンによる空撮・水中撮影を実施しました。
空中ドローンによる空撮映像です。ワカメは、海面にワカメの胞子の付いた養殖ロープを設置し、養殖します。
水中ドローンによる撮影当日は時化と雨によりバッドコンディションでしたが、何とか撮影できました。
糸島漁協ではブルーカーボンの効果が期待されるアカモクの試験栽培を2021年12月から実施し、メカブとともに当社もこの栽培をサポートしています。2023年にこのアカモクを養殖している海の直下の海底に天然のアカモクが自生しているのを確認しました。
磯焼けが広がる海中映像です。 磯焼けとは、地球温暖化などの環境変化が主な原因となり、増えすぎたウニによって藻場が食い荒らされることです。生物多様性が失われるため、海の砂漠化と呼ばれています。